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ライブで騒音性難聴になる事がある

学生時代、同じ学科の友人にバンドを組んでいる友人がおり、ライブに招待されました。数組のバンドの合同ライブということもあり、小さなライブハウスは満員状態。私は、スピーカーのすぐ近くに陣取りました。

ライブが始まると、かなりの音量で体にも振動を感じるほどでした。正直、歌詞も聞き取れないぐらいで、音楽というより騒音といった印象でした。

2時間以上、そういう状態でなんとかライブも終わり、友人にあいさつをして、ライブハウスを後にしましたが、帰り道でもなんだかまだ音楽が耳に残っているというか、耳鳴りがしたり、周囲の音が遠く感じられたりと耳の調子がおかしくなっていました。

私は、そういったライブに参加したのも初めてでしたので、そんなものなのかな、と思い、耳鳴りで気分も悪くなっていたので、その日はそのまま寝ました。

翌日、目が覚めても耳鳴りが収まっておらず、さすがにおかしいと思い、大学を休んで病院へと行きました。診断は、音響外傷。大きな音波によって耳の中の蝸牛という期間に損傷が起こったとのことでした。ステロイド剤などの薬を処方されました。

軽症だったのか、1週間ほどでなんとか治りました。症状によっては、そのまま難聴になってしまうこともあるらしく、たった1回のライブで一生残るような障害が出ることに恐怖を感じました。

それ以来、ライブのように大音響が起こる場所に行かないことはもちろんのこと、普段の生活でもテレビの音量や音楽プレイヤーの音量などにも気をつけるようになりました。

15年ほどがたちますが、今のところ同じような症状にあったことはありません。スピーカーやヘッドフォンなど電子機器によって、自然界では起こりようもない音量を生み出せるのですから、人間の耳が対応できないことがあるのでしょう。

これぐらいは大丈夫か、と楽観せず、自分の身は自分で守ることが大事だと感じました。